2017 第1回バッチテスト総評
主任検定員の穐山です。
2017シーズン第1回バッジテストは、あいにくの悪天候でしたが、無事に終える事ができました。受検者の皆さん、関係者の方々のご協力のおかげです。ありがとうございました。
結果は以下の通りとなりました。
1級 : 4名受検 合格者:1名
2級 : 2名受検 合格者:1名
1級および2級のバッジテストについて総評をさせていただきます。
スキーの操作は雪面に近い方から動かすのが基本と考えています。なおかつ、外スキーに良いポジションで乗り続けるようにする事で、スムーズで連続したターン運動ができます。
今回のテストで気になったのは、上体の動きで板の傾きをつくり、ターンをされている事です。結果的に内倒した滑りになり、外スキーへの働きかけが弱く、不安定な滑りになっています。
ターン後半の外傾、外向を的確に作り出し、早く外スキーに働きかけてターン始動ができるように、ターン運動の構成要素のイメージチェンジを図ってください。
シーズンは中盤に差し掛かってきています。イメチェンして滑り込みをされ、再度チャレンジされるのをお待ちしています。