第1回スキーバッジテスト講評


1月27日(月)晴れ

本日もスキースクール開校しています。

今夜は、昨日行われた第1回スキーバッジデストの講評が

主任検定員を務めた穐山副主任から届きましたので、ご紹介致します。


県民の森での第1回スキーバッジテストを受検されたみなさま、お疲れさまでした。

目まぐるしく変わる天候、検定バーン設定変更などの諸条件にも、ご理解ご協力をいただいたおかげで、

事故などなく無事終了することができました。ありがとうございます。

 

 さて、今回のバッジテストの講評ですが、閉会式でも言ったように、今年度よりSAJの検定要項が変わり、

それに伴ってテストの種目にも若干の変更がありました。

1級の方は事前講習で周知されていたと思いますが、2級の方は戸惑われた方もおられたと思います。

 しかし自分としてはスキー操作は昔から大きく変わっていることはあまりないと思います。

用具の進化に伴って、昔からの操作のタイミングや方向、身体の使い方が少し変わってきているだけだと思います。

要は「いかにスキー板をたわませて、回転力、推進力を引き出すか。」ということです。

 それを実現するためには、まずは今回1級の種目に入ってきた「横滑り」ができるポジションです。

近年はカービング板が当たり前のような状態です。その回転力に負けて身体が一緒にいつまでも回ってしまいます。

そうなるとターンという連続運動につながりません。連続運動にするために、エッジを外し、重心を次の回転内側方向に導いてやります。

横滑りのポジションは昔懐かしい「外向傾」です。

今回受検されたみなさんには、このポジションを今一度練習をしていただきたいと思います。

文章ではすべてを伝えることができませんので、またスキースクールを情報源としてしっかりと活用していただきたいと思います。

    

バッジテストはあと2回開催されます。今シーズン中の合格のお手伝いをさせていただきます。

今後ともよろしくお願いします。

 

最後に合格された方の記念写真をスクールハウスの前で撮影しました。

諸事情で閉会式を欠席された方もおられましたので全員ではありません。

             

<検定結果>

    1級  受検者3名  合格者なし

    2級  受検者5名  合格者5名

     3級  受検者1名  合格者1名

    5級  受検者3名  合格者3名

次回の第2回バッジテストは2月16日(日)です。チャレンジをお待ちしています。