寒の戻りと全日本技術選手権終了
3月12日(月)天候雪
本日もスキースクール開校しています。
当番からのレポートはありません。
今朝の通勤時は冷え込み肌寒く感じました。
県民の森のHPによると、新雪30センチあり積雪1mが復活しました。
恐るべし県民の森です。
さて、先日もお話しましたが、日本にはスピードを競う競技スキーとは異る基礎スキーというものがあります。
そしてその大会が技術選手権で、スキーの巧さを競うもので、全国規模で開催され、その頂点が全日本技術選手権になります。
現在ではテレビ放映や新聞報道もないので、一般には知られていません。
実は、昨日その決勝が白馬八方尾根スキー場で行われました。
男子は一昨年県民の森にもご来場頂いた丸山貴雄さんが3連覇、女子は兼子佳代さんが初優勝されました。
兼子(旧姓三星)佳代さんは福島県出身。被災地の皆さんに元気を与える結果が残せて喜びも格別だと思います。
昨年に引続き県民の森にご来場頂いた水落亮太さんは12位、育美さんは5位でした。
http://www.skinet.jp/tech12/result.html
バブル期には「スキーNOW」という番組があり、技術選手権で活躍しているデモンストレーター(師範)が
多数出演されていました。
私が25年前にスキーを始めた昭和の終わり頃の話です。
実は私と同じ歳の渡辺一樹さんが今年の大会を最後に引退されました。
競技スキー引退後に基礎スキー会で4度の優勝とともに25年以上もトップ選手として活躍されました。
落下運動とはいえ、コブ斜面の滑走などかなりの体力を要するスポーツで50歳近くまでトップ選手として活躍していた事に頭がさがります
今と昔では道具もウェアも技術も随分と変わっています。
写真は25年前に買ったビデオと最近のDVDです。随分と時代の変遷を感じませんか?
渡辺一樹さんは、最後の種目の滑走は昔のウェア(デモパンとセーター)で滑走されたとか。
スキーは生涯スポーツとして長く楽しめるスポーツです。
私は、39歳で1級を取得した事もあり、まだまだこれからだと思っています。
スピードは落ちますが、これからも進化し続けたいと思います。ともに頑張りましょう!